
富山の地で思う 天皇、皇后両陛下が教えてくださったもの
2019/04/30
平成時代、天皇から教えていただいた事は大きかった!
中越震災後のボランティア活動で我が社、家族でカラーセラピーしていました。活動2回目に…旧山古志村の子と避難所となっている長岡大手高校でたまたま門柱近くで遊んでいたら目の前に止まったマイクロバスから天皇と皇后。
バスから降りられる前の表情からお二人の表情を見させていただきましたが裏も表もなく柔和な優しいお顔、吸い込まれそうになる表情。
私たちが立っているところが、天皇、皇后両陛下の通路とはつゆ知らず、二メートルぐらいに近付かれてから気付きました。
私たちが道を塞いでいても両陛下も市の職員さんは見守っておられ、両陛下の歩く速度が遅くならないギリギリのタイミングで私はやっと場の空気を感じ道を開けました。
多分被災者と間違われ被災者には出来る限りの気遣いをされていたのだと思いました。
被災者が多く滞在されていた体育館に向かわれ…一人一人に膝まづいて丁寧に励まされる姿は感激でした。
丁度同じ日の午前中に訪問されていた地元二世の国会議員夫婦は突っ立ったままの言葉掛けだったので表情、姿勢の違いに地元の方々は両陛下の訪問は感動された!と後に皆さんから伺いました。
あの裏も表も無い人間性と腰の低さと滲み出る優しさは目に残る教科書でした。
天皇、皇后両陛下30年余!ありがとうございました。